WP Fastest Cacheの設定方法!初心者でも簡単!
「WordPressブログの表示速度を改善したくて、WP Fastest Cacheを導入しようと考えていませんか?」
でも、いざ設定画面を開いてみると、チェック項目がたくさんあって迷ってしまいますよね。
この記事では、WP Fastest Cacheの推奨設定からインストール方法、設定時の注意点、表示速度の確認方法までわかりやすく解説します。
設定画面を開きながら、一緒に進めていきましょう。
結論:WP Fastest Cacheのおすすめ設定一覧
WP Fastest Cacheを導入したら、まずは基本的な設定項目を確認しましょう。
すべての項目にチェックを入れる必要はありません。
サイトの環境によっては、設定を有効にすることで表示や動作に影響が出る場合もあります。
最初は基本設定を中心に有効化し、問題がないことを確認してから追加設定を行うのが僕のおすすめです。
なお、設定画面の表示や利用できる機能は、プラグインのバージョンによって異なる場合があります。
初心者向けの推奨設定とチェック項目

まずは、初心者が確認しておきたい設定項目を一覧表にまとめました。
| 設定項目 | 推奨設定 | 理由 |
|---|---|---|
| キャッシュシステム | ON | ページのキャッシュを作成する |
| 先読み (詳細設定はこの後すぐに記載) | 条件付きでON | ページのキャッシュを事前に作成する |
| ログインユーザー | ON | ログイン中のユーザーに共通キャッシュを表示しない |
| モバイル | サイトに応じて設定 | スマホ表示とPC表示の違いを考慮する |
| 新規投稿 | ON | 新しい記事の公開時にキャッシュを更新する |
| 投稿更新 | ON | 記事を更新した際にキャッシュを更新する |
| HTMLの縮小 | 動作確認後にON | HTMLファイルを軽量化する |
| CSSの縮小 | 動作確認後にON | CSSファイルを軽量化する |
| CSSの結合 | 必要に応じてON | CSSファイルをまとめる |
| Gzip圧縮 | サーバー設定を確認 | 転送するデータを圧縮する |
| ブラウザキャッシュ | サーバー設定を確認 | 再訪問時の読み込みを効率化する |
| 絵文字の無効化 | 必要に応じてON | WordPress標準の絵文字関連ファイルを削減する |
※利用できる項目や設定名称は、バージョンや利用環境によって異なります。
この表を見て、設定が難しそうだと感じた人もいるかもしれません。
でも、最初からすべての項目を理解する必要はありません。
まずは「キャッシュシステム」を有効にして、サイトが正常に表示されるか確認しましょう。
その後、ほかの項目を一つずつ設定していけば大丈夫です。
各設定項目の意味と設定時の注意点
WP Fastest Cacheには、表示速度の改善に役立つさまざまな機能が用意されています。
ここでは、初心者が特に知っておきたい項目を紹介します。
キャッシュシステム
ページのデータを一時的に保存する機能です。
保存したデータを再利用することで、ページを表示する際のサーバーの処理を減らせます。
WP Fastest Cacheを利用するなら、最初に有効化したい項目です。
先読み
訪問者がページを開く前に、キャッシュを作成しておく機能です。
ただし、ページ数が多いサイトではサーバーに負荷がかかることもあります。
最初は控えめな設定から始めましょう。

ちなみに僕はこんな感じに設定しています。



HTML・CSSの縮小
HTMLやCSSに含まれる不要な空白などを取り除き、ファイルサイズを小さくする機能です。
ただし、利用しているテーマやプラグインとの組み合わせによっては、表示に影響する場合があります。
Gzip圧縮・ブラウザキャッシュ
データの転送量を減らしたり、再訪問時の読み込みを効率化したりする機能です。
レンタルサーバー側ですでに対応している場合もあるため、設定状況を確認しておきましょう。
無料版と有料版の違い
WP Fastest Cacheには、無料版と有料版があります。
一般的なWordPressブログなら、まずは無料版から始めてみるのがおすすめです。
無料版でも、ページキャッシュやプリロード、HTML・CSSの縮小など、基本的な機能を利用できます。
一方、有料版では、さらに細かな最適化機能が用意されています。
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| ページキャッシュ | ○ | ○ |
| プリロード | ○ | ○ |
| HTMLの縮小 | ○ | ○ |
| CSSの縮小 | ○ | ○ |
| Gzip圧縮 | ○ | ○ |
| ブラウザキャッシュ | ○ | ○ |
| JavaScriptの縮小 | — | ○ |
| 画像の最適化 | — | ○ |
| WebPへの変換 | — | ○ |
| データベースのクリーンアップ | — | ○ |
※主な機能の比較です。利用できる機能は変更される場合があります。
有料版には便利な機能がありますが、最初から導入する必要はありません。
まずは無料版を設定し、表示速度を測定してみましょう。
その結果を確認してから、追加機能が必要か判断するとよいと思います。
WP Fastest Cacheのインストールと設定手順
ここからは、実際の設定方法を解説します。
僕も最初は設定項目の多さに戸惑いましたが、順番に確認することで問題なく設定できました。
作業を始める前に、WordPressのバックアップを取っておきましょう。
設定によってサイトの表示に問題が起きた場合でも、バックアップがあれば復旧のために利用できます。
バックアップを取ったら、設定を進めていきましょう。
プラグインのインストールと有効化
WP Fastest Cacheは、WordPressの管理画面からインストールできます。


手順は次のとおりです。
- WordPressの管理画面にログインする。
- 左側のメニューから「プラグイン」を選択する。
- 「プラグインを追加」をクリックする。
- 検索欄に「WP Fastest Cache」と入力する。
- 該当するプラグインの「今すぐインストール」をクリックする。
- インストールが完了したら「有効化」をクリックする。
これでインストールは完了です。
有効化すると、WordPressの管理画面からWP Fastest Cacheの設定ページにアクセスできるようになります。
なお、ほかのキャッシュプラグインを利用している場合は、機能が重複しないか事前に確認してください。
日本語表示への切り替えと基本設定
インストールが完了したら、WP Fastest Cacheの設定画面を開きます。
設定画面が英語で表示されている場合は、言語設定を確認しましょう。
日本語を選択できる環境では、言語を変更することで設定項目を理解しやすくなります。
続いて、基本設定を行います。
最初に設定したいのは、次の3項目です。
- キャッシュシステム
- ログインユーザー
- 新規投稿・投稿更新時のキャッシュ削除
キャッシュシステムは、WP Fastest Cacheの基本となる機能です。
ログインユーザーの項目では、ログイン中のユーザーに共通のキャッシュを表示しない設定を選びます。
また、新しい記事を公開したり、既存の記事を更新したりした際に、古いキャッシュを削除する設定も確認しましょう。
設定を変更したら、保存ボタンを押すことを忘れないでください。
設定後は、実際にブログを開いて表示を確認します。
プリロードとキャッシュの設定方法
プリロードは、ページのキャッシュを事前に作成する機能です。
通常、キャッシュが作成されていないページでは、最初のアクセス時にページを生成する処理が必要になります。
プリロードを利用すると、訪問者がアクセスする前にキャッシュを準備できます。
設定する際は、次の手順で進めましょう。
- WP Fastest Cacheの設定画面を開く。
- プリロードの項目を確認する。
- プリロードを有効にする。
- 対象ページや処理数を設定する。
- 設定を保存する。
ただし、プリロードはサーバーの負荷にも関係します。
ページ数が多いブログや、サーバーの性能に余裕がない場合は注意が必要です。
最初は控えめな設定で動作を確認し、必要に応じて調整することをおすすめします。
プリロードを有効にしたあとは、サイトの表示だけでなく、サーバーの動作にも問題がないか確認しておきましょう。
WP Fastest Cacheを設定するときの注意点

WP Fastest Cacheは比較的手軽に設定できますが、いくつか注意しておきたいことがあります。
特に、CSSやJavaScriptの最適化、ほかのキャッシュ機能との併用には気をつけましょう。
僕がおすすめしたいのは、設定を一度に変更せず、一つずつ確認しながら進める方法です。
変更した項目を把握しておけば、問題が起きた際にも原因を調べやすくなります。
CSSやJavaScriptの設定で気をつけること
CSSやJavaScriptの最適化は、サイトの表示速度を改善するための方法の一つです。
ただし、設定内容によっては、サイトのデザインや機能に影響する場合があります。
例えば、次のような部分を確認しておきましょう。
- メニューが正常に開くか。
- スマートフォンでデザインが崩れていないか。
- お問い合わせフォームが正常に動作するか。
- 画像やボタンが正しく表示されるか。
特に注意したいのが、CSSファイルの結合です。
利用しているテーマやプラグインによっては、ファイルの結合によって表示に影響が出ることがあります。
そのため、最初からすべての最適化機能を有効にするのではなく、一つずつ試してみましょう。
設定を変更するたびに、パソコンとスマートフォンの両方で表示を確認すると安心です。
ほかのキャッシュ機能との併用について
WP Fastest Cacheを導入する前に、ほかのキャッシュ機能が有効になっていないか確認しましょう。
WordPressでは、キャッシュプラグインだけでなく、レンタルサーバー側にもキャッシュ機能が用意されている場合があります。
複数のキャッシュ機能を併用すると、設定内容によっては古いページが表示されたり、更新内容が反映されるまでに時間がかかったりすることがあります。
確認しておきたいのは、次の3点です。
- ほかのキャッシュプラグインを使用していないか。
- レンタルサーバーのキャッシュ機能が有効になっていないか。
- CDNなどのキャッシュサービスを利用していないか。
すべてのキャッシュ機能が併用できないわけではありません。
ただし、それぞれの役割や設定内容を確認することが大切です。
利用しているレンタルサーバーのマニュアルも確認しておきましょう。
サイトの表示に問題が起きたときの対処法
設定後にサイトの表示がおかしくなった場合は、直前に変更した項目から確認しましょう。
慌ててすべての設定を変更すると、原因がわかりにくくなってしまいます。
まずは、次の順番で確認してみてください。
- 直前に有効化した設定を元に戻す。
- WP Fastest Cacheのキャッシュを削除する。
- ブラウザを再読み込みする。
- パソコンとスマートフォンで表示を確認する。
- 問題が続く場合は、ほかのキャッシュ機能も確認する。
特に、CSSやJavaScriptの最適化を変更した直後は、その設定を見直してみましょう。
また、作業前にバックアップを取っておくことも大切です。
設定前のバックアップと、設定変更後の動作確認をセットで行うことをおすすめします。
設定後に表示速度を確認してみよう

WP Fastest Cacheの設定が完了したら、実際に表示速度がどのように変化したのか確認してみましょう。
僕がおすすめしたいのは、Googleが提供している無料ツール「PageSpeed Insights」を使う方法です。
設定前と設定後の両方で計測しておけば、変更による効果を比較できます。
ただし、計測結果は通信環境やサーバーの状況などによって変動するため、複数回測定して判断しましょう。
PageSpeed Insightsで表示速度を測定する方法
PageSpeed Insightsは、Webページの表示速度や改善できる項目を確認できるツールです。
使い方は難しくありません。
次の手順で測定できます。
- PageSpeed Insightsを開く。
- 測定したいブログのURLを入力する。
- 「分析」をクリックする。
- モバイルとデスクトップの測定結果を確認する。
- 結果を記録しておく。
設定前と設定後の数値を記録するために、次のような表を用意しておくと便利です。
| 測定項目 | 設定前 | 設定後 |
|---|---|---|
| モバイルのスコア | 記録する | 記録する |
| デスクトップのスコア | 記録する | 記録する |
| LCP | 記録する | 記録する |
| FCP | 記録する | 記録する |
LCPは、ページ内の主要なコンテンツが表示されるまでの時間を示す指標です。
FCPは、ページ内の最初のコンテンツが表示されるまでの時間を示します。
設定前後で同じURLを測定し、複数回の結果を比較すると、改善状況を判断する材料になります。
なお、スコアだけに注目するのではなく、実際にブログを開いたときの表示や操作感も確認しておきましょう。
設定しても表示速度が改善しない場合の確認事項
WP Fastest Cacheを設定しても、期待したほど表示速度が変わらない場合があります。
というのも、サイトの表示速度には、キャッシュ以外にもさまざまな要素が関係しているからです。
例えば、次のような項目が挙げられます。
- 画像のファイルサイズ
- 利用しているWordPressテーマ
- インストールしているプラグイン
- レンタルサーバーの性能
- 外部サービスの読み込み
画像が多いブログでは、画像ファイルの最適化も確認してみましょう。
また、使用していないプラグインが残っている場合は、必要性を見直すことも一つの方法です。
ただし、プラグインを削除する際は、サイトの機能に影響がないか確認してください。
WP Fastest Cacheだけで改善しようとせず、PageSpeed Insightsの診断結果を参考にすることが大切です。
キャッシュの削除方法と定期的なメンテナンス
WP Fastest Cacheを設定したあとは、キャッシュの削除方法も覚えておきましょう。
記事やデザインを変更した際に、古いキャッシュが残っていると、更新内容がすぐに反映されない場合があります。
そんなときは、キャッシュを削除してみてください。
基本的な手順は次のとおりです。
- WordPressの管理画面を開く。
- WP Fastest Cacheの設定画面に移動する。
- キャッシュ削除の項目を開く。
- キャッシュを削除する。
- サイトを再読み込みして確認する。
CSSやJavaScriptの最適化に関する変更を行った場合は、必要に応じて、それらの最適化ファイルも削除しましょう。
また、定期的にプラグインの更新状況を確認することも大切です。
更新前にはバックアップを取り、更新後はサイトが正常に動作しているか確認してください。
最後に、WP Fastest Cacheが向いている人と、導入前に確認しておきたい人を整理しておきます。
WP Fastest Cacheが向いている人
- WordPressブログの表示速度を改善したい人
- 無料のキャッシュプラグインから始めたい人
- 基本的な設定を自分で行いたい人
- シンプルな操作でキャッシュを管理したい人
導入前に確認しておきたい人
- すでに別のキャッシュプラグインを利用している人
- レンタルサーバー独自のキャッシュ機能を利用している人
- 会員サイトやECサイトなど、ユーザーごとに表示内容が変わるサイトを運営している人
- テーマやプラグインで独自の高速化機能を使用している人
今回紹介したように、WP Fastest Cacheは基本的な設定から少しずつ進められるプラグインです。
僕も最初は設定に戸惑いましたが、落ち着いて作業することで問題なく設定できました。
これから設定する人は、バックアップを取ってから、一つずつ設定を進めることを意識してみてください。
そして、設定が終わったらPageSpeed Insightsで表示速度を測定してみましょう。
設定前後の結果を比較することで、自分のブログに合った設定を見つける手がかりになります。
焦らず、自分のペースで取り組んでみてください。


